【2019/07/17追記】
届いたのでレビュー記事書きました
ENVY x360 15-ds000が届いたので開封レビュー
新PC購入
現在ノートPCを私用ではDELL XPS 12 4Kモデル、仕事ではHP SPECTRE x360 13インチを使用している。
この内DELLの方の調子が悪くなったため買い替えを検討していた。
プログラミングしたり写真現像したりするのでそれなりのスペックが欲しくてどうしようかなと持っていたところに、価格コム限定モデルのHP ENVYがやすいとの情報を見つけたので購入することにした。
13インチ:https://kakaku.com/item/K0001167357/
15インチ:https://kakaku.com/item/K0001167363/
7/3現在では残念ながら13インチモデルがキャンペーンが終わったのか1万円値上がりしている。
それでもお買い得だと思うが
スペック
購入理由は値段の割にスペックがいいこと
13、15インチのディスプレイサイズがあり、自分が見たときは価格コム限定の値段でどちらも最上位スペック(スペックは下記掲載)で9.9万というお買い得価格だった。
- CPU(APU):Ryzen7 3700U
- GPU(APU内蔵):Radeon RX VEGA 10
- メモリ:16GB
- SSD:512GB
- ディスプレイ:フルHD(1920×1080)
ディスプレイ以外はそこらの上位機種に匹敵する性能で10万切りという値段に惹かれた。
元々デスクトップはAMD党だったのだが、モバイルではIntel一強だったため選択肢がなかったが、Ryzen世代になってAMDが盛り上がってきている。
Ryzen7はCore i7の15W版と同様に4コア8スレッドで更にAPUなので内蔵としては比較的良いグラフィック性能がある。
ベンチマーク上ではi7に届かない評価が多いがi5とi7の間くらいの性能はありバランスは良い。
メモリ、SSD容量は少し重い作業する上でも十分なもので、ノートでこれ以上出そうとしたらハイエンドモデルでカスタマイズしないといけないほど。
なぜ15インチにしてしまったか
先に書いたようにENVY x360は13インチと15インチ版がある。
通常同一シリーズでサイズ違いがある場合、例えば同じHPのSPECTREや他メーカーの上位モデル(MacBook ProやSurface Book等)では、13インチではバランスの取れた構成で15インチはより高級モデルとなり、CPUのグレードが上がったり独立GPUが積まれたりしている。
しかしENVYは13と15で全く同一のスペックとなっている。(唯一13のみ一番下にRyzen3モデルがあるがRyzen5,Ryzen7モデルは同じ)
更に値段も変わらないという。
細かい違いを書くと次の通り
項目 | 13インチ | 15インチ |
---|---|---|
重量 | 12.8kg | 19.8kg |
スピーカー | クアッド | デュアル |
SDカード | マイクロ | 標準 |
HDMI | なし | あり |
やはり一番大きな違いは重量かなぁ。
SPECTREシリーズもだいたい同じ重量感なのだがあちらは15インチになるとGPUが増えたりしているので重くなるのはわかるのだが、なぜスペックの変わらないENVYシリーズで700gも重くなるのだろうか…
例えばMacBook Proでは13インチはENVY 13より重い1.3kgだけっど、15では1.83kgとENVY 15より軽くなってさらに性能が高いことを考えるとほぼ画面だけで700gの重量増を許せるかという問題になってくる
13インチの重量は今どきの軽量製品群の中では特段かるすぎることはない(他社最軽量モデルは1kg未満も出てきている)が、MacBook Proよりは軽く2in1としては平均点以上の軽さなのだ。
しかし15インチでは平凡なPCに成り下がっている。
その他細かい違いでのスピーカーは何故か13インチではキーボード上の2chに加え底面にも追加されたクアッドスピーカーなのに対して、15インチでは普通の2ch
まぁ、PC自家で音出すこと殆どないからここはどうでもいいけど
あとはSDの規格の違いだがカメラのデータ移すのにフルサイズSDの15のほうがわずかに便利かな
HDMIは最近の機種はUSB-C変換ですることのほうが多かったから、あったらあったで便利なんだろうけど重視はしていない。
まぁ、このような感じで個人的には13インチ推しのほうが強かったのだ。
ではなぜ15インチを買ったのか
一応持ち運びで13インチのSPECTREがあること(仕事用なので自由な持ち出しはできないが)、プログラム開発環境やCADで作業するときは大きいほうが便利かなと
同じ値段だしそれだけの理由で15インチにしてみるという
今まで15インチ使ったことないので怖いもの見たさというのもある。
多分スペックが変わらない以上他の人に勧めるなら13インチの方だと思うのは付け加えておく。
店頭で13、15ともに触ってみたが13インチのバランスの良さがすごいよ。
デザインは似ていて、同一サイズならSPRCTREが縁が金色、ENVYがシルバーなところ以外はパット見で区別がつかない。
それぞれ13、15インチが展開されている。
は15インチモデルのほうがより高級モデルとなっており
ENVYとSPECTREの違い
さて、今回は値段的な理由ではじめからENVY一択で考えていたが、一応上位シリーズのSPECTREとの違いを書いておく。
ENVYとSPECTREは似たような外観、スペックなので
ともに2in1(ディスプレイをクルッと回してタブレットにできるやつ)のシリーズで最上位シリーズがSPECTRE、その下にENVYシリーズがある。
外観は現行機種はともに黒ベースの色だが、SPECTREが縁がゴールドなのに対してENVYはボディと同色になっている。
SPECTREのほうがもちろん高級に見えるのだが、ENVYもよくまとまっていて安っぽさはなくいい感じの仕上がり
スペック的には13インチではCPUがSPECTREはIntelのCore iシリーズを使っているのに対してENVYがAMDのRyzenシリーズなところ
15インチも同様だがSPECTREはさらにCore i7 8750Hなどの6コアシリーズを搭載している。また独立GPUも搭載してくるため15インチだとかなり大きな違いが出てくる。
CPUの性能自体はENVYのRyzenもかなりいいため、13インチに搭載のUシリーズのCore iには引けをとらないと思う。
しかし省電力性は未だにIntelのほうがいいためフルHD版のSPECTREだと2倍近く電池持ちが良い。(ディスプレイの違いに関しては後述)
またディスプレイ解像度にも違いがある。
ENVYはフルHDで、SPECTREも基本モデルはフルHDだがハイパフォーマンスモデルになると4Kを選択することもできる。
このサイズで高解像度ディスプレイを搭載することに疑問を持つ人もいるかも知れないが、スケーリングしたときにみやすさがぜんぜん違う。
13インチだとフルHDでも125%にスケーリングさせるのでそれなりに耐えられるのだが、15インチフルHDだと100%くらいの画面の広さで表示したいため荒く感じてしまう。
個人的に画面サイズが小さくても3K程度の解像度でスケーリングさせたほうが好きなのだが、ENVYだとここは妥協せざるを得なかった。
またENVYは解像度だけではなく色域も違うようだ。
SPECTREは色域が広くsRGBカバー率100%だが、下記レビューサイトによるとENVYでは60%程度しかないらしい。
参考:https://thehikaku.net/pc/hp/19envy-x360-15.html
ただし別のレビューサイトによると現行の13インチモデルならそれなりに良い結果も出ている
参考:https://okiniiripasokon.com/blog-entry-1379.html
その他旧型のレビューサイトでも13は90%台、15は60%台の記事が多かったのでパネルによって違うのかも
実際に店頭で確認したところ13インチのほうがきれいでコントラストが良く感じたが、きちんと比較確認できたわけではないので置いてる場所の違いかもしれない。
あとはSPECTREのUSB-C端子はThunderbolt3にも対応しているがENVYではUSB規格のみの対応である。
USB-PDによる充電にはどちらも対応しているようなので今までXPSで使用していたサードパーティの充電器が使える。(付属の充電器は専用端子)
SPECTREはThunderboltで外付けGPUやThunderboltディスプレイをつなげることができるためあとでグラフィックを向上させることができる。
GPUボックスが5万くらいするので多分使うことはないだろう…(デスクトップ持ってるし)
結論
13インチ買うつもりがノリで15インチ買っちゃったよ。
正直値段同じなら13インチのほうが逆にコンパクトさでお買い得感あったんだけど、冒険してみた。
届いたらいつものようにレビューを書こう。
【2019/07/17追記】開封レビューはこちら
ENVY x360 15-ds000が届いたので開封レビュー
コメント
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