【レビュー】ENVY x360 15-ds0000 : 届いたので開封&使い勝手チェック

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HPの2in1PC、ENVY x360 15インチモデルを購入したと報告したけど、届いたので早速開封レビューをするよ。
購入動機とか前の記事で書いてて、カブる部分もあるかもしれない。
モデル名書いていなかったけど最新のENVY x360 15-ds0000のRyzen7モデルだよ。
前回記事で10万切っていると言っていたが、7/12日現在残念ながら15インチモデルも値段が上がってしまった。
それでもお買い得な価格だが

Ryzen5モデルだと13、15ともにいい感じの値段で買えるよ。

開封の儀

それでは毎度のように開封の儀

箱写真

15インチなのでずいぶんと横長の箱で届いた。
仕事で使っているSPECTREが届いたときはもう少し横がコンパクトだったけど、本体箱の外にさらにダンボールの2段構成できてたな。

箱を開けるとこの通り

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/25 sec, ISO320)
箱開封

左側にPCを抑えてる蓋、右側に小箱が配置されている。
蓋を取るとPCとご対面、右側の箱には電源が入っていた。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO250)
箱開封2

PC裏にはマニュアル類

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO160)
マニュアル類

電源はDCアダプタとミッキー型電源コードが別れている構成

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO200)
電源

コードの代わりにL字プラグもついているんだが残念ながら非収納式のためかさばるな。
ココらへんはもう少し頑張ってほしかった。
電源容量は65Wで本体自体は比較的コンパクト

本体を取り出してフィルムを剥がした。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO320)
ENVY本体

色はSPECTREとほぼ変わらず、HPのロゴの色がシルバーなのがこのモデルの特徴

画面を開いてみた。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO320)
画面オープン

流石に大きい。家で見るとひときわ大きく見える。
画面を押し上げるのにも13インチより重量を感じる。
キーボードはテンキーを含めたフルキーボードで、トラックパッドはホームポジションに合わせるためにやや左側に配置されている。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO320)
Ryzen7Ryzen7 &Radeon VEGA

キーボード右下のRyzen7 & RADEON VEGAなシールがかっこいいぜ!

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO250)
指紋リーダー

シール左上にあるのが指紋リーダー、HPは最新世代で顔認証から指紋認証に切り替えてきているみたい。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO250)
左側面

左側面の写真
左側がヒンジ側で順番に電源端子、USB-A、電源スイッチ、排気口、イヤホンジャック、SDカードリーダーが配置されている。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO250)
右側面

右側面、右側がヒンジ
左からカメラスイッチ、排気口、USB-C、USB-A HDMIが配置されている。

ここの端子系が13インチと一番大きく違うところで、15インチだけHDMI端子が搭載され、またSDカードリーダーもフルサイズである。
端子ではないが細かい違いとして15インチは両側に排気口がついている。おそらくファンの数もこちらのほうが多いと思われるため高負荷時の排熱にスペックだけではない違いがあることを期待したいところ

(本体裏側)
長いゴム足と通気口だけのシンプルな構成、通気口デザインに特徴がある。
おそらく側面の排気口に合わせて両側にファンがあるはず
13インチでは下部側面にスピーカーが配置されていたが、15インチモデルにはキーボード側にしかない。
前回の購入報告のときにも軽く書いていたことだが、スピーカーはあまり使わないのでこの部分は気にしていない。

起動&使用感

さて開封チェックが終わったので起動して使用感を確認
とはいってもあまりベンチマーク的なツールをインストールするのは好きではないので、数値的なレビューはできない。

初起動

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO320)
起動画面

何はともあれ起動
電源につないでいなくてもある程度バッテリーはあるので、電源ボタン押すだけで問題なく立ち上がってくれる。
起動するとWindowsの初期設定が始まる。
コルタナの音声が勢いよく喋り始め、設定を促してくれる。
音声は聞き取りやすく思ってよりスピーカー音質は悪くないようだ。

Windows10の自分の流儀的には初起動時はオフラインアカウントで作成、初期設定後にMicrosoftアカウントに変更する。
そうしないとユーザーフォルダが日本語アカウント名になって、面倒くさいので
というわけでMSアカウントまで登録すると自動的にテーマが前PCと同様になる。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO320)
デスクトップ

Windowsの設定もだいぶ楽になったものだ。

初期設定中に指紋認証も登録
スマホの指紋と同じように複数回リーダーにタッチしてあらゆる角度を認識できるようにする。
Windows Helloの認証なので認証機能としてはOS組込なのでそこのところも安心

スペック確認

確認するまでもないんだが見たくなるのがシステム情報
スタートを右クリックして確認

システム情報

改めてスペック紹介

CPU Ryzen7 3700U
GPU RADEON RX VEGA 10
メモリ DDR4 16GB
SSD NVMe 512GB

出たばかりの最新世代かつモバイル最上位のRyzen7でメモリ、SSDともに上位機種並みの量が搭載
確認するだけで嬉しくなる。
メモリの実使用可能量が14GBということはGPU側に2GB渡しているのかな、モバイルAPUとしては結構な量だけどこんだけ余っていれば十分だしグラフィックも安心だ。

タスクマネージャもついでに確認

タスクマネージャー

4コア8スレあるのでこんなに分割されている。最新世代のCore i7だと6コア12スレでもっとあるんだろうけど、モバイルで8分割は十分見ごたえがある。
メモリも結構消費してるけど、まだ半分余っている。
まだブラウザしか起動していない状態だが、この調子だと開発環境やフォトショなど複数起動しても余裕で耐えられそうだな。

サイズ・重量

前回記事にも書いたけど15インチは少し重すぎることが気になっていた。
実際に届いて持ってみると、13と比べてしまうと重量感があるが、単体で持つ文には思ったほど負担にはならなかった。
15インチ対応のリュックに入れて持ち歩いてみたが意外と気にならない。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/40 sec, ISO160)
リュックイン

使用したリュックはBobbyという防犯性の良いもの

大きいPCが入る割に方の負担感が少なく便利

サイズ的にも13インチがおけるところで15が置けないことはないから今のところは不便に感じることはない。
外で使ってみたけど二人がけテーブルにピッタリと収まるし、小物なら横におけるくらいはあるので十分に使える。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO160)
出先のマクドナルドで

13のほうが絶対に自分に合うと思っていたが、15を使うと意外と不便なく画面が広いから満足感が高い。

画面

画面の綺麗さなどを確認
わかっていたことだけど、15インチでフルHDはPPIが少し大きいのでドット感が出てくるな。
デフォルトでは125%スケールになっているが、このサイズだと100%でも文字大きさ的には十分なため変更した。
大きさ的にはいいのだがWindowsのフォントだと細くてジャギー感が大きんだよなぁ。昔はMacTypeとかでいろいろ表示いじっていたけど今更そんなことしたくないし慣れることにしよう。

輝度は最大輝度だと部屋で作業するには十分かな、他の機種よりは少し暗い気がするけど。
バッテリー駆動させたときは、電池持ちのため基本暗めにするんだがグレア液晶と暗さが相まって他の機種以上に見にくいかな。
SPECTRE 13だと輝度設定50%以下でも行けたけど、この機種は50%より上くらいの数値にしている。とはいえよほど明るい場所でなければ極端に見えないことはないかな。
写真表示をSPECTREやデスクトップのディスプレイと比較したけど、再現性がおちるというかコントラストが低い気がするな。
前回記事でレビューサイトでsRGB色域測定の値が60%程度だったと書いたが、実感的にも納得の値かな。
写真編集をする身としてはココらへんは少し辛いところ

バッテリー

バッテリー駆動時間はスペック的には13時間
個人的にはカタログ表記13時間は十分長いほうだと思ってたのだが、今どきのPCならSPECTREがフルHDモデル20時間超えだったりする中控えめらしい。
カタログ値の1/2でも出ればいいかなと思ってて、十分だと判断している。
まだ届いたばかりなので長時間負荷かけての確認はしていないけど、試しにこの記事を書くのに電源無しで動作させたところ2.5時間で残り75%なので、少なく見積もっても6時間は余裕で持ってくれそう。
自分の使い方だとここまで動いてくれれば十分だ。
駆動モードは初期設定だとバッテリー駆動でも高パフォーマンスモードだったので、一段階省エネ設定に変更はした。ブラウザや軽作業には問題ない感じだな。

充電

開封の儀で載せている通り充電はACアダプターによるプラグ充電
65Wの容量できちんとは測定していないが、比較的早い充電
ただアダプターは持ち運ぶとき不便だよね、特にこの機種のアダプターは折りたたみができないし
ということでUSB-C PD(Power Delivery)に対応しているか確認してみた。
SPECTREのようにUSB-Cの充電をアピールしていなくてビックカメラ店頭でも店員にENVYはUSB充電できないと言われていたのだが、仕様にUSB PDと表記あるし古いモデルにもPD使えたとレビューがあったので大丈夫だろうと思ってたが確証が持てなかったので
使用したUSB PDアダプターは2つ
1つ目はAnkerのUSB-PD1ポート+USB-A5ポートついた次の製品

もう一つはRAVPOWERの小型でUSB-PD1ポート+USB-A1ポートの製品

どちらもXPS 12、SPECTRE 13等のPD対応端末に使用できることは確認済み

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/40 sec, ISO160)
USB-PD電源

出力はどちらも30WなのでACアダプターより容量が少なくそこが不安。
結果としてはAnkerのものは充電できたけど、RAVPOWERは認識されなかった。
同じ出力のはずなんだけどなぁ……
Ankerも初回接続時にPCの画面に対応していないアダプターとの警告が出てきたが、充電マークはついていて数値も上がっていった。
20%から満タンまで2時間程度で充電できるので速度としては問題なさそう。
しかしAnkerは大きいから自宅据え置きで、RAVPOWERを持ち運んでいたから同じくらいの大きさの代替品を探さないと不便だなー

【追記】60W対応充電器も買いました。
同じRAVPOWERのUSB-C + USB-Aの2ポートチャージャー

こちらだと問題なく充電され、大きさも古いRAVPOWERのものとそんなに変わらないので持ち運びにいい。
やはり45W以上のもの出ないと厳しいようだ。

指紋認証

初期設定時に登録した指紋認証
起動時やスリープからの復帰時に認証を求められる。
認証精度、速度は申し分なく触れた瞬間にロックが解除されストレスがない。Huaweiのスマホと同等の性能はある。
SPECTREを使っているときは同じWindows Helloだけどウェブカメラ横にある赤外線による顔認証だった。顔認証も決して悪いものではないけれど、逆光時や普段と違う光源時にうまく認証できなかったり一定時間顔が検出できないとPIN入力に切り替わったりしてストレスがあったけど、指紋認証はそのようなことがなくこちらのほうが使いやすい。

キーボード&トラックパッド

キーボードは先に載せたとおりテンキー付きキーボード
ノートPCでフルキーボードを選択したのは初めてで、ホームポジションがPC中央からずれるのが心配だったけど思ったより違和感は少ない。
キーボード自体はキーサイズも適度で狭さは感じない。
打鍵感も問題なく、さすがにメカニカルとは比べられないけどブログ執筆や出先でのコーディング程度にはそこまでストレスを感じない。
Macのバタフライキーボードを展示機で試したりするとストレスを感じるが、ENVYは一般的なバタフライキーボードなので不満を持つ人はそんなにいないだろう。

マシンパワー

肝心のマシンパワー
こちらもまだ使い始めたばかりでろくに確認できていないが、とりあえずLightroom Classicで現像作業を行った。
数十枚の写真を現像するだけではあまり負荷にもなっていないけど、XPS 12使ってた頃の非力なパワーに比べたら起動からスムーズにストレスなく動作させることができる。(まぁ、XPSはCore mプロセッサでファンレスなのでいろいろ無理があったのだが)
開発環境などのプログラミング系も試していったら追記していこう。

おわり

以上、とりあえず開封レビューでした。
性能に関してはまだあまり使い切っていないけど、使い勝手などの参考になれば
これから気づいたことはちょくちょく追記していこう。

コメント

  1. 匿名 より:

    負荷テストは行ってないようですが・・・
    このHPのRyzen、負荷をかけてもクロックは上がらないようです
    WINDOWSのACPIドライバや電源に関する不具合があるそうで。
    そのせいなのか今、2万円近く値段下がっています。

    3Dゲームをプレイした人が「省電力を上回るニート機能搭載」
    とレヴューしています。必要な時にクロックが上がらないとせっかくの
    内蔵APUが活かせません
    この手の不具合は以前から存在しますが、ビルドが変わる毎に発生する
    ハードが増えるようです。つまりWINDOWS10がしょぼいということですね。

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