メインカメラをCanon EOS 80Dにして1年経ったのでレビュー

メインカメラをCanon EOS 80Dにして1年経ったのでレビュー | りぐん怪獣じゃないもん!

メインカメラ更新

メインの一眼レフを買い替えた。
元々CanonのEOS 40Dの中古を5年位使用していたのだが、去年のはじめにレリーズボタンが不調になりシャッターが切れなくなる現象が発生した。
シャッター回数が10万海を超えて、メーカー修理期間も過ぎているため買い換えることにした。
同じCanonの2桁Dシリーズの最新機種、80Dにした。
機種選定の一番大きな理由は予算的なものだが、その他使用シーン・目的に合わせて総合的な理由で80Dがいいという結論になった。
ちょうど一年前くらいに購入して、それなりに使い慣れたので買ったときの選定理由から使い心地まで総合的にレビューしようと思う。

選定

まず元々40Dを使っていたことから2桁Dを中心に上位・下位モデルと比較した。
エントリー機種のKissシリーズはグレードがしたすぎるので除外
APS-Cでは80D、7D Mark2、、9000Dを比べた。
フルサイズも最初は6D、6D Mark2あたりを含めて検討したが、初代は流石に動体を撮るには厳しく、Mark2は値段がまだこなれていなかったので除外することに。
レンズも揃え直さないといけないし。
利用目的・撮影シーンは、最近は趣味スナップでは以前レビューした富士フイルム X20を使用することが多いのであまり重視しない。
知人にボランティアとして依頼撮影を頼まれることが増え、運動会・舞台・演劇などを撮影することが一眼レフでの撮影主体となったのでそれにあった性能を求めた。
具体的にはAF高速性、追従性、暗所での粘り、連射速度を重視した。

80D

まずは一番有力候補の80D
APS-Cミドルレンジクラスのモデル
2420万画素、45点AFポイント、連射速度秒間7コマ、撮像エンジンはDIGIC6、2016年発売
EOS 40Dから順当に進化している。
2桁シリーズは60Dで大きく設計が変わって背面液晶が回転するようになった代わりにプラ筐体になったりした。
連射性能などが少し落ちて、50Dまでの設計相当のものが7Dシリーズに格上げされて、2桁シリーズは少しエントリー寄りになったのだ。
60Dでは賛否両論だった変更も3世代経ってだいぶこなれてきており、連射性能・AF性能が7Dシリーズに再び追いついてきたこともあり、80Dはとてもバランスのいい設計になっている。

7D Mark2

次に7D Mark2
2020万画素、65点AFポイント、連射速度秒間10コマ、撮像エンジンはデュアルDIGIC6、2014年発売
7Dシリーズの2代目
APS-Cフラッグシップ、発売から少し年月が経っているため撮像素子の画素数は80Dより低いがその他の性能は上回っている。
エンジンは80Dと同じ世代だがデュアルなのでこちらのほうが性能は上だ。
7Dはスポーツ撮影等高速連写を必要とする人がよく使用しているイメージが有る。
発売から日がたっていたため80Dに近い値段まで下がっていたのも検討ポイントだった。

9000D

下位モデルの9000D
2420万画素、45点AFポイント、連射速度秒間6コマ、撮像エンジンはDIGIC7、2017年発売
1000番台のモデルは8000Dからと比較的新しく設定されたもので、Kissと2桁シリーズとの間のグレード
CanonのPR的にはKissがママ向けのモデルだが、こちらは男性向けにしている気がする。
Kissとの違いは少しい大きくなって上位機種のように上面液晶が付いていること、表示項目は2桁機より少なくサイズも少しコンパクト
連射性能や測距点などもKissシリーズより良く、80Dに近い性能がある。
画素数は80Dと同等で発売が新しいためエンジンがDIGIC7と他のモデルより一世代上である。
あまり有力ではなかったけど、新しいことと思ったより2桁シリーズに性能が近かったことで少し迷うこととなった。

80D選定理由

いろいろ悩んだけど、7D Mark2はやはり値段が少し高かったこととそこまで性能を求めていなかったことで除外することにした。
9000Dはファインダーが上位機種で使用されているペンタプリズムではなくペンタミラーで、上位機種より見え方が劣ることで除外した。
結果やはり前と同等の二桁シリーズ、80Dにすることにした。
レンズは持っているので本体のみの単体購入(後述するけどここ少し失敗したかな)

開封の儀

一応いつもどおり開封の儀

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/40 sec, ISO160)
80D箱写真

箱の上においているのは液晶の保護フィルター、カメラ購入時に同時に購入した。
中身は次の通り、マニュアル等は省略

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO250)
80D中身

40Dとの比較
前から見たデザインは大体似ている。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO400)
40D80D比較

素材が金属からプラになったので触り心地は違う。裏はバリアングル液晶がついたのでボタンレイアウトが変わったかな。
あとサブ電子ダイヤルと十字キーが一体化されたり。

周辺機器

購入と同時にAmazonで周辺機器をいくつか購入
お急ぎ便で翌日に到着

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO200)
周辺機器

バッテリーグリップ

40Dの頃にもバッテリーグリップを使用していたので、同様に今回もグリップを導入することにした。
純正品は高くて買えなかったので、サードパーティ製品で代替。(上記写真の右側の箱)

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO250)
バッテリーグリップ

40Dは純正グリップ使っていたが、この代替品はそれに比べたらやはり品質は少し落ちるかな。
見た目は問題ないしきちんとバッテリー2つ入れて使えるのだが、レリーズスイッチの押し心地が少し悪くスムーズでない。
とはいえ通常使用には問題ない程度なので、縦持ちや撮影時間が長い人にはおすすめ

バッテリー

縦持ちグリップにバッテリー2個入るので追加で購入
こちらも同様に互換品
RAVPOWERの製品でバッテリー2つと、microUSBで2つ同時に充電できるチャージャーも付いているスグレモノ

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO160)
予備バッテリー

これはとても良い。
一眼レフのバッテリーは専用チャージャーでコンセントに挿して使わなければいけないので、出先で追加充電したいときにこまるがこれはモバイルバッテリーからでも行けるので緊急時に対応できる。
しかもバッテリーグリップに2つ使うので一気に充電できるのも良い。
互換バッテリーも私用に問題はなく、電池持ちも純正と変わらないように思える。

撮影レビュー

本題のレビューに入りたいところだが、はじめに述べたとおり今回このカメラは依頼撮影で使用していることが多くなかなか載せられる写真が多くないことに気づいた。
あまりいい作例が多くないけど許してね。
依頼撮影ではRAW撮影、Lightroomで現像することが多いけど、今回はJPEG撮って出しメイン、ピクチャースタイルはオートです。
レンズは標準レンズは純正を持っていなく、TAMRON 17-50 F2.8 モデル名A16というもの。
少し古めで手ぶれ補正がついていないがF2.8通しで使いやすいレンズなのでスナップに便利

操作感

まずは操作感
40Dから更新したけど同じシリーズということもあって大きくは変わっていないのでなれた操作感ではある。
実は元々Canonの操作性は好きではなく、電源ボタンの位置がコロコロ変わる上両手で操作しないと電源を入れにくいところが気に食わない。
80Dの場合画面上部左のモード選択ダイヤル部分についており、ファインダー覗いたときに電源の入れ忘れに気づいた場合左手を持ち直して入れる必要がある。
(NikonやPENTAXの場合シャッターボタンに付いているため操作しやすい)

モードダイヤル自体は使いやすく、特にシーン選択が省略されその分カスタムモードを2つ登録できるのは中級機らしくて良い。(そもそもシーン選択いらないんだけど)

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/25 sec, ISO500)
80Dモードダイヤル

カスタムはオートや絞り優先などの動作、連写設定、ISOなど様々な設定を予め登録しておくことでモードダイヤルだけでお気に入りの設定を呼び出せるので便利
自分はスポーツ用の設定とポートレイト用の設定を登録して簡単に切り替えれるようにしている。

その他の使い勝手は悪くはなく、上部液晶周りのボタンで連射速度を変えたり、測距、測光方式を変える操作はアクセスも早くなかなかに良い。
レリーズスイッチも押せば小気味よくシャッターが切れ、シャッター音も悪くない。
AFの迷いも少なく狙ったところで素直に撮影をしてくれる。

40Dは測距点が9点と少なかったためAFポイントはダイヤルによる選択式を利用していたが、今回は45点ありポイント選択式は大変なためゾーンによる選択式かフルオートを使い分けている。
測距方式の選択はレリーズスイッチ横にあるボタンで選択できるため、手間もかからずに良い。

HUAWEI VKY-L29 (3.95mm, f/1.8, 1/25 sec, ISO500)
AF選択

液晶画面は40Dが同世代機の中でも特に解像度が低かったのもあり、80Dがとてもきれいに見える。
タッチパネルが付いているのだがまだあまり利用できてはいない。

サイズ・重量

重量は中級機なので多少重くずっしり来る。
特に私はバッテリーグリップを付けてバッテリーを2つ入れているため大きく重い。
しかしグリップ感はしっかりしており、APS-Cなのでフルサイズほどの大きさはないため撮影時に不快になる程ではない。
スナップを撮るときはコンデジを使いたいが、きちんとした撮影をするときには安心感がある。

画質

肝心の画質ですが問題のない出来栄え
センサーとしては2420万画素のローパスフィルター付きの標準的な素子で、高画素フルサイズローパスレスが流行っている今では尖ったものはない。
だがまさに無難、自分の思ったような絵を出してくれる。
Canonは元々肌色などをきれいに写してくれると評判の良い(Nikonは逆に自然物を忠実に写してくれる)のだが、スナップでも気持ちの良い写真を出してくれる。
JPEG撮って出しの画像はX20の富士フイルムのフィルムシミュレーションの方が好みではあるが、Canonが問題というわけではなくむしろ人に渡すデータとしては使いやすい。

Canon EOS 80D (35mm, f/5, 1/160 sec, ISO100)
80Dスナップ

40Dの1200万画素でもそこまで不満がなかったが、依頼撮影が増えて撮影後にクロップすることが出てきて、少し物足りないと思うようになってきた。
その点2倍の画素数のある80Dは多少クロップしても耐えられるサイズなので使いやすい。

ISO感度

ISO感度は16000まで対応しているが、ノイズを考えたらできれば3200、暗所でのノイズっぽさを出した表現でも問題なさそうなところでは6400くらいまでが使いたいと思える。
(ISO3200例)
(ISO6400例)

解像感

解像感はフルサイズローパスレス機と比較したらやはりだいぶ落ちるが、風景はあまり多く撮る方ではなくスポーツやポートレイトが多いため問題ない解像感である。

Canon EOS 80D (25mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO100)
80Dスナップ2

上でも書いたが富士程ではないが比較的字屋できれいな色を出すCanon
人物から風景までオールマイティに出してくれる。
依頼撮影ではRAWで撮ることも多いのでLightroomで好きに調整できるけど、JPEGできれいに越したことはない。
(写真)

性能

選んだときの基準の性能が実際どうだったも書いておく。

AF

オートフォーカスの速度、精度だが40Dの頃と比べると格段に向上している。
少し古いサードパーティレンズなのでAF速度には限度があるが、暗いところでもAFの迷いが殆ど無い。
スポーツ撮影でも狙ったところに一瞬でピントを合わせてくれるのでガッツリ撮れる。
特にコンティニュアスAFは今まではあまり正確でなく遅れてついてくるので、使っておらず置きピンで対応することが多かったが、買い替えてからは後述する連射と合わせてガッツリ使い込んでる。

連射速度

80Dは連射速度が40Dを超えて秒間7コマ撮れる。
RAWでもバッファフルまで20枚、JPEGだと77枚と数秒間は連写できるので、運動会などではゴール前から切り続けてあとでいい写真を選択することができる。
40Dも連写は強かったのだがAF性能と合わせた撮りやすさが段違いに良くなった。

作例

その他スナップでの作例を載せておく。
本当は依頼撮影とかの本気の写真も見せたいが、載せれるものがないので街角撮影中心です。

Canon EOS 80D (50mm, f/5, 1/250 sec, ISO100)
80Dスナップ3

Canon EOS 80D (25mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO100)
80Dスナップ4

Canon EOS 80D (23mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO100)
80Dスナップ5

Canon EOS 80D (34mm, f/4, 1/125 sec, ISO100)
80Dスナップ6

Canon EOS 80D (24mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO100)
80Dスナップ7

Canon EOS 80D (50mm, f/7.1, 1/400 sec, ISO100)
80Dスナップ8

Canon EOS 80D (34mm, f/3.5, 1/80 sec, ISO100)
80Dスナップ9

Canon EOS 80D (17mm, f/5.6, 1/160 sec, ISO100)
80Dスナップ10

Canon EOS 80D (33mm, f/4, 1/100 sec, ISO100)
80Dスナップ11

結論

APS-Cレフ機の中では無難に使いやすい一品
これよりいいカメラはたくさんあるけど、値段と性能、使いやすさを考えたらパフォーマンスに優れている。
本気で使うときのカメラとして大事にしていこう。

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