Withings Steel HR購入&開封レビュー

ガジェット

【追記】
3年越しの再レビューを行いました。
こちらの記事も是非どうぞ
Withings Steel HRを3年使ったので再レビュー

新年最初の投稿&ガジェットレビューです。
今日は待ちに待ったWithingsの新しいアクティビティトラッカー、Steel HRが到着した。
届いてすぐにレビューしたかったけど、仕事があったのでこの時間になりました。
では早速始めます。

Withings Steel HRとは?

フランスの健康機器メーカー、Withingsが発売した新型アクティビティトラッカー(活動量計)です。
アクティビティトラッカーはその名の通り日々の行動を記録して管理してくれるデバイスです。
有名所でFitbitやXiaomiのMi bandなどが有ります。

Withingsも数種類のトラッカーを出しているのですがこのSteel HRはActiviteシリーズの系譜の最新作です。
普通アクティビティトラッカーはリストバンド型が多いのですが、Activiteシリーズは他のトラッカーと違いアナログ時計ノカタチをしておりフォーマルな服装にも合うだけでなく、複数のデバイスを腕に巻かなくていいというメリットが有ります。
今までActiviteは3シリーズ有り、最も高価なサファイアガラスを採用したメイドインスイスな「Activite」、同じ機能だがデザインをポップにして普通のミネラルガラスを採用した「Activite Pop」、Activite Popとほぼ同じ価格だがデザインをもう少しActiviteよりにした「Activite Steel」があります。

以前レビューしましたが、自分は今までActivite Popの黒を使っていました。
参考:Withings Activite Popレビュー
参考:Activite Popのベルト交換

Steel HRではActiviteという名前はついていませんが、Steelの直系でこの落ち着いた時計型という特徴は顕在です。
そしてSteel HRでは従来シリーズから大幅に機能が進化しました。
後ほど説明しますが次のようなことが変更点です。

  • 液晶搭載
  • 心拍計
  • 充電対応

そしてデザインは2パターン有り36mm版はベゼルなし、40mm版は回転はしないけどベゼルのあるデザインです。
色は36mmが白と黒、40mmは黒のみです。
自分は36mmの黒を購入しました。

なんで買い替えたの?

機能が色々加わったとはいえ基本性能は満足しているActivite Popから何故買い替えたのか?
それはこの写真を見よ!
activite_pop_broken
報告していなかったが実はご覧の通り去年の秋頃風防ガラスを割ってしまったのです。
特に何かにぶつけた記憶はないのですが(何度か落としたことはあります)、最初は小さなヒビでしたがどんどん大きくなってついに風防が外れてしまいました。
しょうがないので自分がPop買ったあとに出たもう少し落ち着いたデザインのSteelを買おうか悩んでいると、Withingsから新作発表のメールが届くではありませんか
見た瞬間これは買うしかないと思った。
Activite Pop使ってて欠点とまではいかないけど気になっていた点が改良されていたことと、デザイン的にも今までと変わらず、そして何より今使っているアプリそのまま移行しなくていいことも有り即決した。
Activite Popで一番気に入っていたことは電池持ちの良さだった。
他のデバイスが充電式で良くて2週間、実質1週間持てばいいところだったが、Activiteは充電こそできないがその分普通のボタン電池で半年持つという素晴らしいものだった。とくこういう睡眠時も身につけるウェアラブルデバイスだからこそ電池持ちの良さは映えてくる。
今回Steel HRでは電池は充電式になったものの、公称1ヶ月という充電式としては十分な長さだった。
これなら別に充電ケーブルを常に持ち歩く必要はないし、ローバッテリー時の節電モードもあるため実際に電池が切れかけても最低限のトラックが続けれるらしい。なんて理想的なデバイスなんだ!

しかし発表されたもののすぐには予約できず、ずっと待ち続ける日々だった。
そしてようやく予約開始の案内が来るも、海外だけで日本ではまだ予約できなかった。
壊れて使えないのに中途半端に新作案内のせいで移行もできず悶々としていたが、ついに年末に日本でも予約が開始された。
Amazon、ヨドバシ、ビック等で購入できるようだが自分は一番良く使うAmazonで予約した。
そしてそこから待つことさらに一ヶ月、ついに今日到着したのである。

開封の儀

そういうことで今朝出勤前に届いて早速開封の儀を行った。
まずは外箱から
steel_hr01
Activite Popの透明な樹脂ケースとは違い、デジタルガジェットによくある紙箱になった。
外箱を外すとこれまたよくある高級感を演出するための内箱
steel_hr02
パカっと横開きできる。
steel_hr03
中にはSteel HR本体、充電ケーブル、説明書とシンプルな構成
steel_hr04

初期設定

本体はある程度充電されているので電源を入れると一応すぐに使い始めることができる。
電源の入れ方は簡単で竜頭型のボタンを長押しするとペアリングが開始される。
Activite Popの電源は裏蓋にあるボタンを針で刺さないといけなかったので随分楽になった。
自分はすでに連携アプリを使っているので機器追加設定するだけで良かったが、初めての人は予めアプリストアでWithingsアプリをインストールするように
Androidアプリの場合、アプリを開いてメニューを表示すると「マイデバイス」という項目があるので選択して+ボタンで機器をペアリングすれば良い。
アクティビティトラッカーは一人に紐付けできるのは全機種合わせて一台だけなのでActivite Popの連携は切ることになる。(トラッキングに複数できたら管理に困るしね)
そして時計とメーターの針を12時の位置(真上)に調整する画面に入る。
大体きちんとあっていると思うけどもしずれていたらアプリの画面を指でぐるぐるしながら調整する。
自分の場合時計の針は問題なかったがメーターの針が少し進んでいたのでキチンと合わせた。
Activite Popのときは前後両方向に針を動かせたと思うのだが、Steel HRの場合時計回りにしか調整できないようで少し戻したいのにほぼ一周させなければならなかった。間違って進め過ぎたらもう一周しなければならないので調整は慎重に!
ここまではActivite Popと同じ設定だが、Steel HRではもう少し設定すべきことがある。
それは追加された液晶画面に通知できる項目を選択できるのだ。
通知をするかどうかの大きな選択とともに、通知をオンにした場合、着信・メール・予定をそれぞれ設定できる。
自分はとりあえず全部オンにしてみた。
多分電池の減りとかが早くなるので使い勝手を試して今後どうするか決めようと思う。
初期設定はこの程度で終わると自動的に時刻は同期され、トラックが開始される。
歩数がカウントされ、目標歩数に対する現在のパーセンテージがメーターで確認できる。

外観

デザインはこんな感じです。
steel_hr12
やはりActivite Steelを踏襲したデザインで落ち着きがあってとてもいいです。
Activite Popは(自分はそこまで気にしていませんでしたが)スーツなどフォーマルな服装には少し合わないが、このデザインだったら無難にいつでもつけることができそうですね。
色は黒なのですが、文字盤は少しグレーがかっています。(Activite Popの黒と同じような色です)
自分はもっと濃い黒を予想していたのですが、この色も悪くありません。
Withingsのブランドロゴは3時の方向に有り、12時の線の下に液晶、6時の線の上に歩数メーターが有ります。
液晶が文字盤の色より黒いです。
リューズ型のボタンを押すと液晶が表示され緑色のドットで様々な情報を表示できます。
steel_hr08
ベルトはシリコン製で金具にはWithingsのロゴが
steel_hr10
ただこのベルト、Activite Popのときは耐久性そんなに高くなく半年でひび割れたんだよなぁ
公式から幾つかの色の交換品打ってるし、市販のバンドつけれるので交換すればいい話だけど
シリコンなので水濡れには強く本体の防水も相まって雨などでも気にしなくてもいい。
デザイン的に革バンドも合うと思うのでシリコンがどうしてもだめっていう人は交換すればよいかと思います。

機能

さて、改めて機能の紹介を
Activiteや他のトラッカーを使ったことある人は何となくわかると思うけどまず基本は歩数
万歩計です。
目標歩数の何割歩いたかひと目で確認できるので便利です。
次に睡眠計
これはSteel HRをつけたまま眠ると自動的に睡眠を検知して、どのくらい眠ったか、また睡眠の深さを記録してくれます。
自分の場合いままでどんなに眠っても朝だるかったのですが、睡眠の質を見てみると半分以上浅い眠りとでていて、だるい原因がなんとなくわかりました。
ココらへんの機能はスマホアプリで管理できるものもありますが、スマホの電池を多く消費したり睡眠のたびにアプリを起動しなければならず手間なので常時身につけておけるこの端末は本当に便利です。
そして新たに追加されたのは心拍計
裏蓋に心拍センサーが搭載されており、常時心拍数を測ることができます。
steel_hr11
センサーはたまに緑のLEDが点滅して心拍を読み取ろうとします。
心拍計は同じWithingsの体重計にも搭載されておりそちらでも管理できるのですが、それはあくまでも体重を測るときに計測されるだけなので常時心拍数を確認できるこの機能は運動する上でとても便利です。
液晶ですが先に述べたとおりサイドのボタンを押すことで情報が表示されます。
最初は日時でボタンを押すたびに心拍、歩数、距離、アラーム、電池残量と表示が切り替わります。
steel_hr14
steel_hr15

通知をオンにしているときは着信時などにも電話マークが付き知らせてくれるようです。
僕は(ぼっちなので)まだ電話が来ず試せていません。
(いや、平日の昼間っから電話来るなんて仕事関係しかないからない方がいいんだけどね)

そして最後に充電機能
こちらもまだ試せていません。
だって起動時に75%も電池残量あったもの
まずはどれくらい持つか試してみないと
今日一日起動して動作確認のため多めにいじったりしたけど68%ほど残っているので、このペースで使っても10日は持つ。
一応公称では普通に使って1ヶ月持つということなのだが、通知や目覚ましをオンにした時どれくらい持つか見てみないとな
Activite Popのときも半年持つはずだったが目覚ましをオンにすると電池食いまくった。(電池交換後は目覚ましを切ったのでほぼ公称どおりだった)
Activite使う理由の半分は電池持ちの良さなのでここは色々期待したいところ!
【2017/02/07追記】
購入してからまる3週間が経ったけど今日やっと15%を切って警告が出たので充電した。
流石に二日目以降はそんなに触らないから1日に数%しか減らない
75%から3週間だから満充電からだと余裕で1ヶ月持ちそう。しかも2週目からは電池を食う目覚まし機能も使ったし着信の通知もあったから結構ヘビーに使ったつもりだけどここまで持つのはスゴイ!

終わりに

さてまだ一日もたってなくまともにレビューできることもありませんが、Activite Popとの比較や今までの体験からの感想でした。
以前Activite Popのレビューのときにメリットデメリットを書いたが、そのどちらもが大きく変わることはなく、地道に機能が向上したのみだ。
しかしそれでも自分は買ってよかったと思っている。
ウェアラブルデバイスに必要なのは高性能な処理ではなく、身につけていることさえ忘れてしまうような自然さだと改めてわかった。
それが電池持ちであり、時計型でもあったりする。
以前も書いたけど腕に時計やトラッカー色々つけるの面倒って人は一つで済むこれはおすすめだよ。
逆に時計にこだわりがあったり、もっと高性能なスマートウォッチが欲しい人はリストバンド型やAndroidWear買ったほうがいいと思う。
万人に受けるものはないけど、自分にはマッチしたデバイスだった。

とは言いつつ他のAndroid Wear搭載のスマートウォッチも欲しいし、そのうち買うつもりだが(ここしばらくは買い時を逃した)その時は両腕時計男になるんだろうなw

コメント

  1. […] 売されてすぐ購入して一度レビューしている。 Withings Steel HR購入&開封レビュー […]

  2. […] マートウォッチとしてWithings Steel HRを使用しているのでこれと比較していく。 Withings Steel HR購入&開封レビュー Withings Steel HRを3年使ったので再レビュー Steel HRについては上記記事に書いて […]

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