«

»

11月 15

情報系の大学生が在学中にやっておくべきこと (やっておきたかったこと)

情報系の大学生が在学中にやっておくべきこと (やっておきたかったこと)【追記】
これを書いてから二年近く立ったけど、ドッグイヤーと言われるこの業界でもう古くなった情報があるから追記
まず1,2番目のPCに関係したことだけど、今だったらもう先にMac買ったほうがいいのかなと思った。
理由は下のリストにもあるんだけど、情報系ならUnix環境がほしいところだけどMacだとUnix、Mac、(BootCamp or VMで)Windowsという3つの環境を一つのPCに収めることができる。
DreamSpark使えばWindowsOSも手に入るし
なので真っ先にMBA(MacBookAir)の13インチを買うべきだというのが僕の持論になった。
【追記終わり】

よくfacebookとかはてブで回ってくるようなタイトルつけてみた。
情報系の学部で修士まで学んだ自分が、学生時代にやったことと今思えばやっておきたかったことを書いてみる。
というのも、最近思うのだけど今の学生は本当に恵まれていると思う。
高機能な環境が低費用で手に入る。情報もそこら中に落ちている。
なので、できればこれから学ぶ学生には受動的でなく自分からいろいろ探してほしいと思う。
情報系に限らず理系・工学部の人は実践してほしい。

それじゃリストアップしていく。

  1. デスクトップPC自作
  2. これを一番にもってきた理由はまず何より情報系の学生はPCが必要だということ
    比較的安く必要最低限のスペックのものを構築することができる
    コンピュータのアーキテクチャを理解する取っ掛かりになる
    たぶん理系に来たからといって、みんながPCを触っているわけじゃないと思う
    でもだからこそ適当な参考書片手に一台くみ上げてほしい
    ハードウェアからOSの基礎まで一気に学ぶことができると思う(もちろんこれだけじゃぜんぜん意味ないけど)
    壊しても痛くないように中古の安パーツで組めば費用は大きくない
    たとえば今(2012年)だとAMDのsocketAM3のCPUで中古メインで構築すると大体以下のスペックくらいが3万円くらいで組めるんじゃないかな

    • CPU:AthronのクアッドかPhenom2の型落ちなら5000円くらいから
    • マザボ:AM3の1~2世代前のモデル、オンボードグラフィック5000円
    • HDD:1TB6000円
    • メモリ:4GB2000円
    • ケース:3000円

    計:21000円
    あとはモニタとマウス、キーボードが要るけど家にお下がりがあるならそれを使ってもよし
    ないならモニタ1万、マウス、キーボード3000円くらいと見ておけばいいだろう。
    それでも3万と少しで構築できることになる。
    OSの問題もある、情報系ならLinuxでもいいかと思うけど、いきなりLinuxは敷居高いだろうしなにかとwindowsはあったほうがいいので無難に一度windowsを入れることをお勧めする。
    windowsを普通に買おうとするとDSP版という廉価なやつでも1万弱する。でも学生なら後述する方法で安く(うまくいけば無料)手に入る。

    ちなみに自分は高校生のときに、メインで使っていたPC(windowsME)が壊れたタイミングでお年玉はたいて自作に踏み切った(まだメーカー製が高く、安く仕上げるには自作しかなかった)
    おかげである程度の知識を身につけることができたし、いろいろいじっておかしくなっても再構築したりして思いっきりいじることができた。

  3. ノートPC購入
  4. え?1番目でPC構築したじゃんと思うでしょ?
    でもやっぱり持ち運べる環境はいろいろ情報を得るためには必要だ。
    今ならウルトラブックが6万程度で手に入る。これは軽いし、スペックも悪くないし万能機だ。
    趣味に授業にいつでも使うことができる。
    もし、1と2両方構築する金なんてねーよって人は、どっちに重点置くかだけど、やっぱ1かなー
    学校でのPCは端末室行けば一応使えるし、一度自分で組んでどのスペックが自分に必要か理解してからパーツ交換のきかないノート選んでほしいし
    でもまぁ、これは自分がどっちほしいかで考えればいいよ。

  5. microsoft DreamSpark登録
  6. マイクロソフトは学生(と教職員)向けにDreamSparkというサービスを用意している。
    https://www.dreamspark.com/
    これを使えば学生は無料でwindowsOSと開発環境(visual studio)を手に入れることができる。
    1番で書いたOSを安く手に入れることができるって言うのはこれのこと
    上記URLと大学のHPを見ながら登録すればいいよ。
    もし、大学がプログラムに加盟していなくても国際学生証を発行してもらえば登録することができる。
    開発環境一式そろえるよりはるかに安いから絶対にお勧め。
    これでそこらの企業並みに開発環境を手に入れられる。

  7. VMwareインストール(もしくは類似ソフト)
  8. VMwareというのは仮想環境を構築するソフトウェアです。
    仮想環境っていうのは起動しているOS上に仮想的にPC環境を構築してソフトウェアの中で別のOSを起動することができます。
    windowsを起動しながらその上でLinuxを起動できます。
    VMwareだけじゃなく、virtualBoxとかいくつか他のソフトもあります、ただ自分がVMwareを使っているってだけです。
    VMwareにはいくつか製品があるけど、個人で使うだけならVMwarePlayerでいいでしょう。
    仮想環境はデュアルブート(ひとつのPCに2つのOSをインストール)と違うのはwindowsを起動しつつLinuxを操作できるということ
    メインでwindowsを使いつつテストサーバとしてLinuxを立ち上げたり、用途によっていくつかOSイメージを作って使い分けることができる。環境はHDDにデータとして保存されるので不要になったとき削除するのも簡単
    逆にデュアルブートなど実環境上と違うのは基本的にソフトウェアエミュレーションなので速度的に少し劣る。でも最近のPCは仮想環境を補助する機能があるのでテストサーバ的に使うだけなら十分アスペックを発揮してくれる。
    大学での授業・研究などはLinuxがメインとなるので、入れるだけ入れておけば安心だ。

    また、microsoftが次世代のOSを出す前は評価版として、テスト段階のイメージをアップしてくれるので手軽に楽しむことができるよ。

  9. VPS契約
  10. VMwareなどでLinuxに慣れてきたらVPSを契約しよう。
    VPSというのはvirtual private serverの略でレンタルサーバの一種で仮想的な実サーバを持つことができる。
    仮想的なというのは上記VMware的なもので一台のサーバを複数台に分けているからだ(厳密にはVMwareとは少し別の技術)
    これで何がいいかというと、ユーザからみると実サーバを借りているのと変わらない機能を安く借りることができる。
    普通のレンタルサーバは提供されている機能しか使えないけど、VPSなら自分でサービスをインストールすることができる。
    このブログもVPS上にwordpressというブログツールで構築している。
    自宅サーバを構築しても同じこと(むしろもっと高度のこと)もできるが、維持費を考えると下記のような低価格VPSプランを契約したほうが安く済む。
    以下にいくつか格安VPSリストを載せておく

    • さくらのVPS
    • 比較的メジャーな低価格VPS
      月980円~
      スペックもそれほど悪くない

    • ServersMan@VPS
    • 自分が借りているVPS
      スペックはそれほどよくもないが月480円からプランがあるので貧乏学生には強い見方
      学生が手始めにやるには十分なものかと

    • ServerQueen
    • 480円~
      serversmanとにてるけど、スペックだけ見たら少し見劣りが…
      安定性はわからない

    ここまでは環境構築編です。
    これからは行動編です。いったん上記の順番とは切り離して考えてください。

  11. 研究室訪問
  12. 早いうちから気になる研究室に訪問してみましょう。
    たぶんかなり敷居が高いでしょう。僕やったことありませんw
    でも研究室に所属すると思うんだけど、後輩が来てくれて興味を盛ってくれるのってうれしいもんだよ。
    特に熱心なやつだったら気にかけるし。自分より技術が上だったらそれはそれで悔しいがww
    別に将来その研究室に所属しなきゃいけないってわけではないし、積極的に覗いてみるのがいいよ。
    教授に顔を覚えてもらうと何かと得なことも多いよ。

  13. 勉強会・イベント参加
  14. 自分の地域である情報系のイベントには積極的に参加しましょう。
    イベント情報は大学の掲示板他ATNDなどネット上にいくらでも転がっています。
    ATNDで自分の地域で検索すると、いろいろと面白いものが見つかります。初心者向けのものもいっぱいあります。
    僕の場合twitterで九州のATND情報をつぶやいてくれるのフォローしてます。(@atnd_kyushu)
    イベントで知り合った人は人脈になります、今ならfacebookなどでつながりを維持するのが楽になったので積極的に使いましょう。
    イベントに参加するときは自分の名刺を作っておくといいでしょう。記述する情報に名前所属他facebook,twitterなどのURLを書いておくといいでしょう。

  15. 技術系情報の収集
  16. 2chのまとめでもgigazineでもガジェット通信でも何でもいい、情報系たるもの常に最新の技術を見逃さないようにしましょう。
    この分野って特に情報の流れが速いので定期的にチェックしよう。もちろんネットだけじゃなく、もっと幅広く自分から探していきましょう。ちなみに勉強会などの参加ももちろん情報収集の手段です。

  17. 大学の環境の積極的な利用
  18. 大学には普通にすごすだけじゃ使わないけど便利な設備が豊富にそろっているよ。
    周りを見渡してみよう。図書館・端末室は使っているだろうけど他には何かないだろうか?
    たとえば自分のいた大学では実験室の一部が電子工作できる部屋として解放されていたけど、ほとんど利用している学生はいなかった。僕もいってみたいと思いつつも、結局勇気がなく学部時代は利用できなかった。
    修士になってからはTAとして使っていたこともあり、足を運びやすくなり環境がそろっていたから趣味の電子工作で機材を仮にいくようになった。
    他にもたぶんいろいろ使ってないもったいないものがあったと思う。
    せっかく高いお金を大学に払っているならとことん使い尽くそう!

    これでやるべきこと、やってほしいこと、やりたかったことの主要なものは述べたと思う。
    後はいくつか補足としてこんなこともやってみたらいいんじゃない?ってのを

  19. ハードウェア環境の構築
  20. 情報系といえど適度にハードウェアを勉強するのも大事だと個人的には思う。
    僕が勧める機材一式はまずブレッドボード、これは半田付けせずに回路を構築できる優れもの
    次にArduino、これはマイコンでチップにプログラムして操作することができる。
    言語はC言語ベースなので習得しやすく、すでにある程度基板上に実装されているのですぐに使うことができ、開発環境も簡単に導入できる。
    これらと、LEDとか基本的な電子部品をあわせても1万あればおつりが来るだろう。
    ハードウェアはソフトオンリーの人間からすれば敷居が高いかもしれないけど、実験でも使うし学んでおいて損はない。
    難しければ、たぶん上記で述べたとおり電子工作できる場所があったりするから、アドバイスもらいにいけばいいと思うよ。
    手始めにヘッドホンアンプでも作れば実用的だし、結構教科書どおりの回路だから感動できると思う。

  21. 適度にオタクっぽい知識を
  22. ネタっぽいけどこれ重要w
    いや、なくても全然生きていけるし問題ないけど、知っておくと会話の潤滑剤になること多いと思う(あくまで僕の主観として)
    もちろん情報系でもぜんぜん興味ない人もいるんだけど(友人もこっち系だめな人いたし)やっぱり情報系なら良くも悪くもオタクっぽいの多いんだよな。
    で、初めて会った人でも何かと会話で共通のネタになったりするからたしなむ程度に知っておいてもいいんじゃないかな?と思って書いてみた。
    もちろん「コポォ」とか「デュクシ、デュクシ」ってな雰囲気のはアウトなきがするが……

  23. オタクになろう
  24. また上と似てネタっぽいけど
    これも別にアニオタになれとかうんでなくて、いい意味で知識に貪欲になろうってくらいの意味で
    上に情報の収集って書いたけどそれの延長として何かひとつでもいいから深くのめりこめるようなものを覚えればそれが役に立つだろう。

  25. バカになろう
  26. ネタ3つ目
    もちろん悪い意味じゃないよ、twitterに飲酒報告しろとか学内を裸で走るとかそういうのではない。
    たとえばホントにくだらないプログラムを作って公開するとか、なんでもいい。いい例が思いつかない。
    ニコ動で「愛すべき馬鹿」とか「病院が来い」、「なるほど、わからん」タグがつけられているようなもの(のうちのいい例のほうw)

  27. 廃棄処分品は積極的に活用
  28. うーん、これはここに書いていいのかはわからないけど大学は一年に何回か備品の廃棄処分のときがある。
    そのとき、まだ使えるものでも減価償却してたり新しい機材が来たとかで廃棄されるものもある。
    そして、廃棄品は適当な一箇所にまとめられている。もちろんセンセイや事務員等に一通り確認とってからだけど持ち帰ってよさそうだったら、もらっておこうw
    壊れているものでも、中のパーツ(HDD、メモリとか)は使えるかも(ちなみに僕があさってたときはすでにほとんどのPCの中身が抜かれていたw)
    そうやってガラクタはたまっていきます、あまりあてにはしないように

さて、これで僕が書きたかったことは大体書き終わりました。
勘違いしたらいけないのが、これだけじゃぜんぜんだめだということ、何より肝心の「勉強」が抜けている。
たとえば1,2の後にはPC自体の習得が必要だし、3の後はプログラミング、その他環境構築するたびに技術習得が必要だけどそれは当たり前のことだとして省略した。
そしてもちろん、大学生活に関してが抜けている。ここにあげたことばかりがんばって勉学ができなくても本末転倒だよ。

たぶんこんなの全部実践できるのってアクティブなボッチだけだと思う。
大学生にもなれば友人関係もあるし、サークルにも参加するだろう。
必然的に時間がなくなっていく。
別に述べたの全部やる必要ないと思うし、自分がやりたかったことを書いただけなので、他の人から見たら感覚がぜんぜん違うと思う。でも参考になればと思う。

ちなみに参考までに僕が大学生の時代(2005年入学)の状況と照らし合わせてみる。
1に関しては高校のころ構築済み
2は大学入学時入学祝で購入
3ドリスパとかなかった、そもそもvsのexpress版(無料版)すらなくて(vs2005の時代)まともなフリーな開発環境なかったんだよね、だからこそ今の学生がうらやましい
4はあったと思うけど知らなかったし、そもそも当時のPCスペックじゃまともに仮想環境動かない。
5は低価格VPSなんてなかった、フリーのHPスペースでHP公開してたくらいかな(そもそもサーバよくわかってなかった)
行動編に関しては学部時代はやっぱりやってなかったな…

この記事の半分は後悔と今の学生への羨望が入ってる。
ホントにやっておけばよかったーてのと、こんなに環境そろているのに何で何もしないんだよって
みんなは後悔しないように、精一杯がんばってください。
書きたいこと書いたら思ったより長くなった。

[`evernote` not found]

«

»

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次の HTMLタグおよび属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">